掛け軸・屏風なども買取りします

掛け軸は、和の「絵画」

竹内栖鳳

竹内栖鳳

掛け軸は、日本の絵画といっても過言ではありません。実は、掛け軸のルーツは仏画にあります。「掛けて拝する」仏教仏画の世界から、花鳥風月の水墨画など独立した芸術品をさらによく見せる補完品として発達。その後、室町時代以降に高名な僧が武将や公家との茶の湯の席で仏画を話題に出し、再び注目を集めて当時の文化人を中心に徐々に広まっていった物です。

掛け軸の走りは仏画の影響から梵字のような文字が入った物が多く、現代の言葉よりも一文字一文字に深い意味が込められています。言葉の意味について僧が解釈を説いたり、武将や公家が語り合ったりして楽しんでいたようです。

日本文化・歴史に深くかかわった人間である僧や武将、公家の“高度な遊び”が詰まった掛け軸は、現在でも文化的にも価値があるとされています。

北岡技芳堂では、掛け軸の積極的な買取りを行っています。買取り希望のお品物がある方はお気軽にご相談ください。三代・54年にわたって受け継がれた確かな鑑定力で、適正な査定額をご提示します。

コラム「無事」と書かれた掛け軸

実際に当ギャラリーに飾ってある掛け軸の中に、「無事」という言葉が書かれた物があります。「無事」という言葉は、一文字ずつの意味をとらえると「無い」+「事(こと)」=「無い事」となり、なんだかマイナスなイメージを連想してしまいます。しかし、「無事」という言葉は「何もないということは平穏で素晴らしい」という意味から、「無事」はプラスのイメージをあらわす言葉だったようです。平穏無事という言葉は、この話が語源になっているのかもしれませんね。

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